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ヤンゴンに行ったら訪れるべき14のおすすめ観光スポットを厳選:本当に行く価値のあるスポットをゆっくり回ろう

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ヤンゴンには何度も訪れ、友人や知人を観光に案内した。時間が限られている時はどこを回るべきか迷う。多くを回ろうと欲張らずに、ゆっくりと観光するのもいい。この国にはゆっくりとした時間が流れている。今回は、王道の観光スポットから隠れた観光スポットを14に厳選して紹介する。ガイドブックなどでは派手な仏塔が目に付くが、人々の素朴さも感じてほしい。

 

1. なんといってもここ「シュエダゴン・パゴダ」

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ミャンマー人の知人曰く、ミャンマーのディズニーランドと。もちろんアトラクションなど無いが、老若男女が訪れるミャンマーの人の憧れの地。家族連れ、カップルでの訪問者が目立つ。大きな仏塔は迫力があり、信仰心の高さが伺える。時間に余裕があれば地元の人に混ざって廟や通路に座って仏塔を眺めたい。きっとゆっくりとした心地の良い時間が流れるはずだ。

 

2. ミャンマーの日本橋「スレー・パヤー」

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Axel Drainville | Flickr

こちらもミャンマー人の知人曰く、ミャンマーの日本橋と。理由は、ヤンゴンの道路はスレー・パヤーを中心に各方角に延びているからだ。環状交差点の真ん中に位置するこのパヤーには多くの人々が集う。近くには、イギリス統治時代に建てられた市庁舎、独立記念碑(マハバンドゥーラ公園)などがある。合わせて訪れたい。

 

3. 巨大な寝仏「チャウッターヂー・パヤー」

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全長約70mの涅槃像が納められている寺院。寺院に入ると目の前にある涅槃像の大きさに圧倒される。足の裏には宇宙観を表す文様が描かれている。ミャンマーを代表する涅槃像。ぜひ訪れたい。

 

4. ナーガ・ハタット・ギイ・パゴダ(Nga Htat Gyi Pagoda)

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Adriano Farina | Flickr

チャウッターヂー・パヤーのすぐ近くにある。チャウッターヂー・パヤーは涅槃像だが、こちらは胡座をかいている仏像だ。とても大きく、目の前まで見上げると威風堂々の仏像に惹かれる。 

 

5. ヤンゴンのデートスポット「インヤー湖」

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kaveman743 | Flickr

綺麗に整備された湖。ヤンゴンの若者のデートスポットになっている。お店もいくつかあり、サトウキビを絞ったジュースなどを飲むことが出来る。通りかかった際、のんびりと寄ってみるのが良いだろう。近くに宿泊していれば朝や夕方に散歩がてら行ってみるのも良い。 

 

6. お土産が揃う「ボージョーアウンサン・マーケット」

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Isriya Paireepairit | Flickr

歴史のあるマーケット。近年、買い物が出来るデパートやプラザなどが出来ているが、相変わらず庶民で賑わっている。宝石類、漆製品、木工製品、布製品などのお土産が揃う。ミャンマー全体に言えることだが、お土産は洗練されているとはいえないが素朴さがまたいい。非常に広いため、気に入ったものがあったらその場で買うことをおすすめする。もう一度戻って買おうと思っているとチャンスを逃すかもしれない。

 

7. 黄金の仏塔内には仏陀の遺品「ボータタウン・パヤー」

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ヤンゴン川沿いに建つ仏塔。第二次世界大戦中の爆撃で破壊されたが、復元作業中に仏陀の髪の毛や歯が発見されたという。他の仏塔と同じく黄金に輝いているが、室内はさらに眩い黄金に輝いている。ミャンマーの仏教の信仰の高さが伺える場所だ。一見の価値あり。

 

8. 大理石の白亜の大仏「ローカチャンタ・アーバヤ・ラバムニ大仏」

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珍しい大理石の大仏が納められている。この仏像はマンダレーから2週間をかけて運ばれてきたのだという。この寺院は広い丘の上に建ち、上空には空港に着陸する飛行機が低空で飛んでいる。空港の近くにあるので空港からの道中に立ち寄りたい。観光客はそれほど多くはない。

 

9. 幸せを呼ぶ白い象「ロイヤル・ホワイト・エレファント・ガーデン」

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白い象と言われて行ってみたが、なるほど確かに白い(というかピンク?)。ミャンマーには何頭かいるとのこと。縁起が良いとされて、昔から大切にされているとのこと。

 

10. 世界平和を記念する仏塔「カバーエー・パゴダ」

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1952年に世界平和を祈って建てられたという。立派な寺院で外側から見るのもいいが、仏塔内にはいくつもの仏像が納められている。こちらも観光地というよりは地元の人たちで賑わっている。参道には多くの店があるため、時間があればこちらも見てまわりたい。

 

11. 日本の中古車も活躍する「ヤンゴン中央駅」

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ヤンゴンの交通の要所であるヤンゴン中央駅。バガンやマンダレーに行く長距離列車、ヤンゴン近郊を走る環状線のターミナルになっている。駅舎を外からみるのもいいが、ホームに入ることも出来る。日本からの中古ディーゼル車が活躍している姿を一目見たい。

 

12. 本場の料理が食べられる「インド人街/中国人街」

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ヤンゴンの街は雑多だが、インド人街と中国人街はより雑多な感じがする。お店や露天商で賑わっているこの地域は他の地域とは違う雰囲気がある。また、ミャンマーの料理に飽きていたらインド料理か中国料理を食べることもできる。

 

以下はヤンゴン市内ではないが、車で1時間から2時間程度のところにある観光スポット。両方とも合わせて訪れることが出来る。 

13. 水に浮かぶ寺院「チャウタン」

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川の中州に浮かぶ寺院がある。この寺院へ行く手段は渡し船のみ。川岸から見ると水に浮かぶ神秘的な寺院に見える。実際に中州へ渡るとそこは豪華な装飾を施した仏塔、仏像が並べられている。寺院の雰囲気は他の寺院と変わりはないが、渡し船に乗るアクティビティを含めて一見の価値あり。

 

14. 朽ち果てたお墓に歴史を感じる「タニン」

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ヤンゴンからチャウタンに向かう途中にチャイッコウッ・パヤーという寺院がある。もともとこの場所は小さな自治国があったのだが、自治国と王は滅ぼされてしまった。今では多くの人々が集うこの寺院。参道には滅ぼされた王のお墓が朽ち果てて忘れられたようにたたずんでいる。